東京オリンピックの開幕前、過ってユダヤ人の大量虐殺をコントにして笑いを取っていたとして、元お笑い芸人で開会式のショーディレクターだった男性が開幕直前に解任されました。
その後から、1998年に演じられたこのコントではほんの一言虐殺に関係する台詞があるだけで、今になって妥当な判断だったか問われています。オリンピック終了後も、この問題はぶり返しそうです。
わたしの勝手な推測ですが、この男性はお笑い芸人をしていた98年当時、なかなか売れなくて笑いのとれることなら何でも手をだしていた時期だったような気がします。起業をしたことのある人なら誰もが経験する暗い時期です。
後年事業で大きな成功を収めている人でも、起業から事業が軌道に乗るまでの数年は経済的にも事業の質においても厳しい時期が続きます。間違っても、起業で苦労のない順風満帆な状態で成功するなどと考えないことです。
逆の見方をしますと、この事業の初期段階に厳しい時期を過ごすことによって、ビジネスで生き延びるための大事な術(すべ)を学びますし、人を見る目を養うことができるようになります。経営者としての土台がこの時期に作られます。
中には、この厳しさに耐えられずに起業を止める人がいます。また犯罪に手を染めたり、経営者としては最も大事な信用を失う人もいます。また美味しい取引に飛びついて騙される人も少なくないです。
もし起業大学校と云うものがあるとしたなら、この開業して2年、3年が過ぎる時期は卒業試験を受けているような貴重な時期です。この時期にどれだけ毅然とビジネスができるか、神経を研ぎ澄まし人の考えつかないアイデアを生むことができるか、後日の成功につながる大事な時間です。
【ひと言】
今回、このコントの存在をユダヤ人組織に通報したのは、日本政府の副大臣をしている人が自分で名乗りを上げているようです。日本政府内には、ユダヤ人組織のスパイを抱えていることにもなります。別に通報すること自体は問題ないと思いますが、副大臣は辞めて個人で行うべき行為です。一国の副大臣が、他国の利益のために自国民を通報する行為は、どう考えても正常な行為とは思えません。
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