コロナ感染は、真夏の気温のようにどんどん上昇しています。一方ワクチ接種も進んでいますから第四波までの感染のように、重症者や死者が平行して増えることは避けられると思っています。
ビジネスの世界には気の早い人が多いですが、コロナ後の経済活動に関して予測する人、関心を深めている人は多いです。的確な予測をすることによってビジネスチャンスは飛躍的に高まります。
従来の予測方法は、これまでの市場成長の成功モデルを多く集め、その中から自分の市場に当てはまるモデルを選択して事業を真似る手法を採用する人が大半でした。
手っ取り早くて比較的簡単の方法です。ただ我々が暮らす現在の地球環境の変化は、従来型をちょっと手直しすることで簡単に対応できるほど単純な仕組みの変化ではないような気がします。
コロナ感染を見て分かるように、従来の伝染病の感染速度とは比較にならないほど速い速度で地球上を駆け回っています。また北極圏内で、30度を超す気候変動が日常的に起こっているのが今の地球です。
過去のデータをいくら積み上げて対策を練ったところで、対応策が生まれるとは考えられません。変化のレベルが想定をはるかに超えていて、これまでの思考の延長上で考えるレベルでは問題解決はムリです。
そこで取り組む方法としては、現状分析をすることは無視して、将来の理想的姿をまず考えそこに近づける方法です。実際に一人で考えてみましたが、理想のビジネスモデルを一人で考えるほど無味乾燥なものはありません。
やはり、数人で将来を考える方が面白いです。デザイン思考やアート思考と云われる思考法はこのような時に役立つと思われます。現実無視の将来思考ですから、専門家ばかりを集める必要もありません。
これから事業を始める人にとっては、過去の延長線上で考える発想ではないためビジネスに有利です。コロナ後の市場を考えるとき、こんな方法があるので吟味してみてください。
【ひと言】
今の時代、将来予測にしても確実に予測できる方法はありません。AI(人工知能)を駆使して試みようとしても、過去の予測を多数学習させて予測するわけですから、全く新しい将来予測は期待できません。ここは、人間だけが想像力を使って考えられることです。そのため、どのような結論になるか分かりませんが、まずは数人が集まって実際に実行してみることです。そこから何かが生まれてくると思います。以前のように、他人が実行して生まれた答えを利用することを考えず、自分が開拓者となってやってみてから始まります。
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