起業を目指す人の場合、将来はあわよくば独立した後は企業経営者として成功したいと考える人も多いはず。実際小さな店舗で開業し、その後上場企業経営者にまで登りつめた人は少なくないです。
それなら、成功している経営者をロールモデルに似た生活をおくると、企業経営者に近づけると考えても不思議ではありません。有名経営者が書いた本を読む心理は、それに似た心理が働いていると思われます。
経営者として能力の優劣は、日ごろの生活習慣が大きな影響を及ぼしていると思われます。わたしもその一人ですが、誰もが実現は難しいと思っていることも、何を習慣にするかによって成し遂げられることは多くあります。
人の習慣で見落としがちなのは、「普段自分は何を考え、意識しているか」といったシンプルな頭の使い方。常に人の行動や発言から何かを考える人と、ぼんやりとただ時間を過ごしている人では、ビジネスに反映すると天と地の違いがでます。
もし役立ちそうなアイデアを思い付いても、それを記録として残す手段を常に身に着けている人と、思い付いただけでその場限りで終わりにしている人では、その成果がカタチになる確率は決定的に違ってきます。
これまで多くの経営者がマメにメモをする姿を見てきました。一方、これから起業を考えているはずの人なのに、重要と認識している要件をほとんどメモすることなく、覚えたつもりになっている人も多く見てきました。
これらは日ごろの生活習慣に起因する出来事です。能力を高めるため目標を常に持つとか、人の意見を鵜呑みにしないで自分の頭で考えるなど、起業するためには欠かせない鉄則がいくつもあります。結局は自分で常に高みに向かって意識できるかどうか。
起業というと、競合するライバルに勝てるかどうかばかり問題にされますが、その前に自分の能力を向上させるため生活習慣を切り替える必要があります。日ごろの何気ない頭の使い方から、起業準備は始まっています。
【ひと言】
もしこれから企業を考えるならば自分の頭の中で考えることはもちろん、時間の使い方も人付き合いも情報収集も全て起業に焦点を当てて突き進むしかないです。人生で一度か二度しか取り組むことのできない起業機会ですから、失敗してから後悔するよりは最大限頑張るしかないです。その覚悟は、早い時点から考えておいた方がよいです。
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