電気自動車テスラのCEO イーロン・マスク氏が、「日本は将来消滅する」と発言して話題になっています。近年、日本は1年間に鳥取県や島根県といった人口の少ない一県分の減少が続いて、このままでは将来日本に人がいなくなる心配を語っています。
少しでも子供を産むとよいのでしょうが、日本ではその前に男女の結婚を増やす必要があります。ところがわが国では、住居のある地域での若者交流が少なく、男女が接する機会というと勤めている会社ばかり。最近は、ネットでの出会いも増えているようですが、結婚までとなると二の足を踏む人も多いようです。
そこで注目されているのが仲人ビジネス。特にフランチャイズ本部を介してお相手探しを助ける仲人をする人が増えています。これまでも、保険のおばさんと同じようなイメージで、お節介を買って出る中高年の人はいました。
現代の仲人は、年齢も30、40代と若く、他に仕事を持ちながら副業として仲人をする人が増えているのが特徴です。フランチャイズ本部はネットワークとデータの蓄積に向いていて、結活をするには最適な道具立てが揃っています。後は、婚活希望者との接点がある現場の仲人によって結婚へのピースが揃うことになります。
いきなり起業となると、会社を辞めるとか健康保険をどうするかとか、いくつものハードルが待ちかませています。一度、会社勤めとは違った方法で収入を得る経験は、起業する人にとって重要です。わたしは、囲われた柵のなかでの仕事から、荒れ野に放り出されてする仕事に思えました。
仲人ビジネスは、意外と古くからあるビジネスです。しかも今の日本社会にとって、必要性が迫られているビジネスでもあります。ネットの出会い系は競業するビジネスですが、対面の強みを生かして取り組むことで新たな境地が開けるかも知れません。
【ひと言】
結婚仲人というのは、ある程度対象者と親しくならないとつながりはできませんが、あまり親しすぎるのもビジネスとしては向かないようです。この親しさ度というのが、ビジネスの成否を決める重要な役割をするようです。本業の名刺と副業の名刺とをうまく両方つかって、双方の仕事がウインウインになるような仕事をしたいものです。特に、オタク系の仕事をしている相談者さんにはニーズが高いようです。
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