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ビジネスに関わる人間は、手掛けた仕事が成功することにばかり関心が向くけれど、成功もある時点から失敗に突入しているケースがあることを知っていますか。現在なら、ロシアのプーチン大統領が起こした戦争がその最たるもの。まず成功したのは2014年2月に侵攻したウクライナ・クルミア半島の併合です。
ロシア軍は14年2月20日にクルミア半島への侵攻を開始し、翌3月17日にはロシアが「クルミア共和国」の独立を承認する早さです。この時、ウクライナは殆どなすすべもなくロシアに押し切られました。ヨーロッパではロシアの横暴に対し、批判の声が上がりました。ただし日本は、16年12月にプーチンを招待、当時の安倍首相が派手なもてなしをしました。
ロシアは13年までは、先進国首脳会議の1国で当時はG8と言われていました。クルミア半島への侵攻を契機にG8から追い出され、今はG7になっています。日本もその中の一国ですが、ウクライナを巡り激しい対立を続けるなか、「ウラジミール(プ―チン)とわたしは同じ将来を夢みて」なんて発言をしていますから呑気なものです。
プーチンが、今年2月24日にウクライナ侵攻を再度始めたのは、8年前の成功の再現を狙って突き進んだことは容易に想像できます。ただ当たり前のことですが、この8年間に侵攻されたウクライナの環境は大きく変わっていました。米英両国は、ウクライナ軍の軍事教育を秘密裏に進めていましたし、大統領も代わってコメディアンは大化けした大統領に育っていました。
日本においても環境の変化は顕著に進んでいました。12年2度目の首相に就任した安倍信三氏は、バブル経済の崩壊から続くデフレ経済からの脱却を目指し、政策ブレーンからの提言とされる大幅な金融緩和に着手することを考えました。子会社と考える当時の白川日銀総裁に金融緩和の実行を話したところ反対され、新たに現黒田総裁を指名した経緯があるようです。
その後、膠着していた日本経済は金融緩和によって株式市場が活気づきました。海外からの日本の金融緩和は高く評価されました。ただ、経済再建のための3本柱となる金融と財政は息を吹き返しましたが、再建の目玉となるはずの成長戦略はほとんど打ち出せません。経済戦略とされるアベノミクスは、この時点ですでに頓挫しています。
安倍氏や黒田氏の頭には、金融緩和を実施して市中に大量の資金を提供することで、日本経済は上昇軌道を描くと思い込んでいた節があります。ただ、日本社会は高齢化が進んでいてお金を遣う意欲に欠けます。それよりも多額の国の借金があるため将来不安が高まっています。簡単に消費拡大とはいきません。
お金を最も遣うのは、育ち盛りの子供や若者たちです。この世代の人口は過去にないほど減少していますから、需要が伸びないのが当たり前です。しかもイノベーションによる新たな商品やサービスも生まれていませんから、いくら金融緩和をしてもシロアリと言われる政府と結びついて公的資金をかすめ取る事業者の売り上げとして消えるばかり。
プーチンが失敗した二番煎じと安倍の場合の時代の変化、どちらもビジネスに関わる人なら犯しやすい初歩的な失敗です。企業経営者がこのような失敗を犯したなら、即刻市場から退場させられます。ところが政治の世界では、今でも金融緩和を言い続けているから怖いです。
【ひと言】 病気で二度も首相を辞め、取り組んだ政治課題はほとんど失敗しているのに、何で安倍元首相は今も偉そうにしているのって話をよく聞きます。これは、国政選挙で勝ち続けたから。自民党総裁は、選挙に強ければいつまでも辞めません。問題は国民の側にあって、投票率が上がらない選挙なら自公政権は強いです。ネット上で不満を募らせるよりも、選挙で投票して自分の意見をカタチにすることです。50%程度の投票率では、国民の不満はカタチになりません。 人気ブログランキングへ ![]()
by osa-kigyou
| 2022-06-09 18:55
| ビジネス
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