朝日新聞で今月3日に紹介されたカンボジアの「クメール・アンコール・フーズ」社長、小島幸子さんが話題になっている。
彼女は群馬県の出身で、1999年に日本語学校の教師として、アンコールワットのあるシエムレアプの街に移り住む。
そこで、教師と観光ガイドの仕事をしていたが、アンコールワットを訪れる観光客の口から、土産物として手ごろな食べ物がないと苦情を聞かされ、自分で作ることを思いつく。
03年には、日本に一時帰国してクッキー製造用の型を創り、食材は地元のナッツとたまごを使用。従業員教育と日本式の衛生観念を導入して、04年4月からクッキーの製造販売を開始した。
現在は、女性を中心に従業員24人の会社社長として、カンボジア全土から注目が集まる日本人経営者だ。
ビジネスがまだ定着しないカンボジアの地で、モノづくりと人づくりを進める小島幸子社長の開拓者精神は日本人の誇りだ。
《お助けのワンクリックお願いします》
人気blogランキングへ