これから開業やビジネスで一旗揚げようと考える人には、将来経営のプロを目指す人ですから、目標を設定したうえで取り組むことをお勧めします。走るとか泳ぐとか身体を動かす人にとって、目標はある地点でのゴールですから日々の励みになることは確かです。
一年間の目標ではあまりに長いと考える人なら、半年とか3カ月と目標を区切って立てることも可能です。できるだけ具体的な目標が理想です。漠然とした目標を立てる人もいますが、自分自身日にちが経っても分かりやすい目標は、後日自分で整理するとき反省のときに分かりやすいです。
目標を立てる時のイメージとしては、まずスタート地点に立った気持ちで照れることなく、自分のその時の気持ちや目標に対する思いを吐露できたなら最高です。よく目標は周りの人や仕事仲間に公表した方がよいかと聞かれますが、できるだけ見える化にするため公表した方がよいです。
すると、失敗したときのことやうまくいったことを、記録しておくことで後日参考になることが分かります。また、目標達成に向かうときのムダや障害も見えてきます。一度目標に向かって成果をあげることができると、翌年も再度目標を設定することに障壁が低くなります。
わたしの知るところ、目標を立てて開業に向かっている人は残念ながら多くはいません。その中で、半数の人は成功していると思われます。あまり高い目標は立てず、最初は自分の力量にあった目標で成功に慣れることが大切です。ご自身のその後の方向性も、この目標設定から見えてくるはずです。
ビジネスをする上でスポーツから学ぶことは多くあります。どちらも、競合する相手に勝つことを目的にしていますから、似ているのは当然かもしれません。しかも、常に新しい気付きを求められ、同じことをしているようでありながら、自然とフォームが変わってきているなど、スポーツとビジネスとの関わりは、とても参考になると秘かに思っている今日この頃です。
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