ビジネスの世界に身を置いている以上は、常にこれから先の展開に関し判断を迫られていると思います。しっかり自分で判断することなく時代の流れに流されていると、結局は利益を得ることもなく資金を大きく失うことをありません。その代わり中途半端の状態で人生を終わることになります。
2026年4月時点で判断を迫られるとするなら、現在の日本のインフレ状態に対しどう対応するかではないかと思います。物価上昇の続くインフレにおいては、この先の上昇を見込み借金をしてでも投資をすることが利益を得ることにつながると解説されます。
昔からインフレ対策では基本的な対応の仕方と云われてきました。中小の経営者のなかには今後の価格上昇を見込み、都心の高額マンションに投資をしている人が少なからずいると云われます。ただ想定通りにマンション価格が上昇しない場合には、逆に多額の借金を抱えることにもなります。
この判断を難しくしているのは、日本国民の誰もがインフレ経済で物価上昇がこのまま続くとは予想していないこと。金融の専門家でも、実際にインフレ対策として資金の移動をしている人は1割もいないはずと予想します。頭の中での考えと実際の行動との間には大きな隔たりがあります。
住宅メーカーや金融企業は盛んに今が買い時と煽っています。確かに現在のペースで金利上昇が続くなら今は買い時です。しかし金融庁が不動産融資に積極的な地銀に対し、警告が発せられた話が広がって一方的な地価上昇は難しくなりました。インフレ対策はますます難しくなっています。
このような時こそ、この先の展開がどうなると思うか考えるときです。考えたからと云って直ぐに行動に移すことはしないで、最初は訓練のつもりで判断する癖を身に着けること。判断するためにはデータが必要なことも身をもって気付くはずです。まだ準備不足な人には、今の時代の変化はよいモデルになりそうです。
新NISAで株式投資を始めた人から、思いのほか投資はカネが儲からないと嘆く声を聞きます。毎日株価の上げ下げとにらめっこをしてると、日々の動きは小さなものです。ただ月単位や年単位でみると、けっこう大きな利益や損失となって動きます。やはり当初は株の売った買ったをするよりも、現実の銘柄を買ったつもりでシミュレーションしたうえで実際の売買に乗り出す方が賢明です。
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