猛暑お見舞い申し上げます
連日の真夏日、皆さまには夜毎寝苦しい日々をお過ごしのことと思います。そこで、今日は背筋も寒くなる話を送ります。
日本では暑い日が続きますが、極限の南極では今が真冬。ブリザードの吹き荒ぶ土地で、動物たちは生きるための食料を求めてさまよっています。
動物園の人気者のペンギンも同じで、海中の魚を求めて海に飛び込もうか、止めようか流氷の上で迷っています。彼らが魚を餌にするのと同様に、トドやオットセイは海中で餌のペンギンが飛び込んでくるのを待ち構えているのを知っているからです。
流氷の上には何十、何百羽ものペンギンが、互いにけん制し合いながら「最初のペンギン」を待ちます。「最初のペンギン」は、トドの餌になる可能性も高いが、多くの魚を食べることも出来る。後から飛び込むペンギンは、安全である確率は高いが、魚にありつく可能性は低い。
これはペンギンのジレンマだが、同じことは起業家についても云える。起業には、リスクも高いが、そこから得られる収入も満足感も高い。
暑い中、自分がペンギンならどの辺で飛び込むか、背筋を寒くして考えるのも悪くない。