セブンイレブンが、コンビニ起業を目指す人向けの研修を始めたら、楽天はネットショップで起業する人向けの研修に精を出し、今度はぐるなびが、飲食店で
起業する人向けの研修事業を始める。
実際の研修を行うのは、官製の起業家養成機関、ドリームゲートプロジェクトの手により、7月15日から10月までの予定で東京・丸の内の新国際ビル ぐるなび本社内において、八百八長の石井誠二氏、食育創研の新保克典氏などを講師に、約12回が予定されている。
楽天が加盟店を増やすために研修事業に乗り出すのは、後日出店料や売上げマージンとして投下費用が戻ってくるからだが、ぐるなびの場合も、加盟料や販促支援料が研修を受けた後に、出店する起業家から入る仕組みになっている。
これまで飲食業界の IT 化の波に乗って、順調に事業を拡大してきたぐるなびだが、最近は新たな加盟店の開拓にかかる負担が大きくなって、ついには自前で飲食店作りに乗り出すことになったわけだ。
男女の出会いにしても、社会人としてのスタートにしても、最初の結びつき方が、その後の両者の関係に大きな影響を及ぼす。起業においても、最初にどのようなカタチで起業をするかによって、その後の事業家人生に大きな影響を及ぼす。無料だからとか、研修機関の目的をよく確認することなしに参加して、不本意のままで起業まで進むことは、その後の人生にとって不幸なことだ。
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