わが国ではシカは、長いこと保護動物として守られてきたが、ここにきて一転その数が増えすぎたために、山林被害が各地で発生するにおよんで、ハンターによる駆除が実施されている。
そのための食肉加工施設が、東京・奥多摩町や北海道・
釧路市などで続々と完成している。今月からは、奥多摩町の飲食店のメニューにシカ肉料理が登場している。
シカ肉は、高たんぱく質で低カロリー、そのうえ鉄分がたっぷり含まれているため、ヨーロッパでは人気の食材になっている。わが国でも、最近はイノシシや熊、鴨などの野生肉料理に関心が集まっており、シカ肉にも人気が集まる下地は揃っている。
飲食店での起業を考えている人は多いが、最近は似たようなお店ばかりで、独自性や新規性のあるお店の出店となると、大変なエネルギーが必要になる。その点、シカ肉の提供をメニューに加えるは、調理法など苦労も多いが大変な武器になりそうだ。
まだ、シカ肉が一般に市場には出ていないこの時期が、物珍しさもあって起業の追い風食材になることは十分考えられる。
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