東京郊外の住宅地に通じる準幹線道路を歩いていて、ラーメン店や小型ディスカウント店などそこそこお客さんが入って賑わっているのに、リサイクル店ではシャッターを降ろしている店が多い。
90年代からの景気が悪いときは脚光を浴びたリサイクル店だが、景気が上昇気流に乗り出して客足が遠のくようだ。余程、特色を表にだし固定客を掴んでいないことには、景気の好不況をモロに受けて閉開店を繰り返すことになりそうだ。
今年は4月に、電気用品安全法によるPSEマーク騒ぎがあって、その影響が厳しい経営を迫られていた店の息の根を止めた感じもある。
フランチャイズによるリサイクル店は、経営的に最も厳しい環境にあるのに、それでもこれから開業に走る起業家がいるから不思議である。情報不足とは恐ろしいことだ。
一方、同じリサイクルでもコミック本や書籍は、ほとんど経営に影響がなく、中古本を売ったり買ったりする習慣は、今や日本人の日常生活に定着しているようだ。
起業家が情報収集を怠ると大変なことになる。リサイクル店での起業を目指している人のメールを読んでいて、環境の変化にいつまでも気付かない人の存在にビックリした。
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