米国大リーグのオールスター戦がア・リーグの勝利で終った。今回、世界のイチローは3打数ゼロ安打だったが、
舞台裏のイチローと大リーグ最高年俸のA・ロドリゲスとのやり取りが面白い。
今期、成績の上がらないA・ロドリゲスが、イチローに試合前の調整法について教えを請い、実際に30分間一緒に調整をしたと言うのだ。
これと同じような話は、有名起業家とこれから起業を目指す人との間にも多くある。最も有名人の例では、ソニーの創業者の盛田昭夫さんが高校生から起業に関する手紙をもらい、その返事をきっかけに、高校生が起業家へと成長した話しだ。
現在、
フリービット・ドットコムの石田宏樹社長は、そのときの高校生である。
セコムの飯田亮さんと日本エイムの若山陽一社長、京セラの稲盛和夫さんとワタナベウエディングの渡部隆夫社長など、ひょんなことから大変な教えを請うた例はいとまがない。
実は、起業で大変な苦労をして名を成した人ほど、相手の気持ちを思いやる心が強い。また、人のためや社会のために対して熱い気持ちを失っていない人も多い。
起業の世界と言うと、どうしてもやるかやられるかと言った、ビジネスの殺伐な光景を思い浮かべがちだが、実際は大リーガーのイチローとA・ロドリゲスのように和気藹々としたものだ。
決して助けを求めるのではなく、教えを請うことで、出会う機会があったら話してみてはどうだろう。
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