8月25日、アスタラビスタは都心の地下鉄の主要10駅において、東京メトロと共同で
DVDレンタル機を設置して営業をスタートさせる。
この
アスタラビスタを06年1月に立ち上げたのが齋藤英一社長(33)だ。彼は、元来はシネコン「チネチッタ」やライブハウス「クラブチッタ」などを経営する総合エンターテイメント企業「チッタエンタテイメント」の出身。
その彼が、、飲食系コンサルティング会社を経て、2004年11月にニッチな企画力を駆使して商業施設の開発・コンサルティングを行う「ポートフォリオ」を設立したきっかけは、「チッタエンタテイメント」に在職していた時に、複合商業施設「ラチッタデッラ」の開発に主導的に従事した自信が基になっている。
起業においては、この自信が重要な役割を果たしており、齋藤社長がポートフォリオを設立して1年2カ月で、今度は東京メトロへの提案型のビジネスに至った経緯には興味深いものがある。
また、地下鉄駅構内でのDVDレンタルには、これからのレンタルビジネスを一新させる可能性を秘めている。多分、TSUTAYAやゲオの関係者は息を潜めてこの事業を見てると思うが、業界地図をすっかり変えてしまいかねない。
全国の駅という駅が、レンタルショップになることも考えられるのだ。齋藤社長の起業に注目してみたい。
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