起業と云う言葉は、企業と同じ発音のために、混乱することがよくある。ブログのように書き文字で意思を伝達しようとするときは、ほとんど混乱は起きないが、話し言葉で伝達しようとするときである。
先日、大手企業の創業者で、引退後も起業や会社経営に関する講演をされている有名人の方の話を聞いていたとき、「きぎょうに失敗はつきものです」と話されたとき、しばらく考えこんでしまった。
「企業の失敗」は倒産を意味するだから、ここでは「起業の失敗」のことを話しているはずだと理解できた。ただ、果たして失敗という言葉でいいのか?
「起業の失敗」は、よく使われる台詞である。この場合の失敗は、「お客さんのニーズを見誤って、死に筋の商品在庫を多く抱えた」とか、「起業当初の慌しさにかまけて、出入金の記録をしっかり取って置かなかったために、納税時期が近づいて帳簿の整理で大変な苦労をした」とかの話しである。
決して、起業に失敗したために、廃業をしてしまってと言うような性格の話しではない。
そこで、よくする失敗の場合には、「起業での間違い」を充て、「起業の失敗」には廃業に追い込まれたような話しを充てたらと思う。
わたしが思ったところで、お好きにどうぞという程度の話しだが、起業においての間違いは、その後の成長にとても重要な役割を果たすからである。
起業を目指している人は、どうぞ間違いは多く、失敗はなさらぬようにしてください。
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