起業においては、ビジネスの先見の明と言うことが、とても大切な意味をもっている。
現在なら、ブログやSNSを活用した起業は常識になっているが、今から3年前の03年当時には、まだ海のものとも、山のものとも判断できないでいた。
この時期に、将来は確実にブログがSNSの時代が到来することを確信して、せっせとブログから情報発信を行い、SNSで友達作りにいそしんでいたのが、人材紹介業の
キープレイヤーズ・社長の高野秀敏さんだ。
彼は、その当時インテリジェンスに勤めていて人材紹介部署で仕事をしていたが、同時に、ブログ「行列のできる転職相談所」を運営して、仕事で養った転職知識を駆使して、ブログの閲覧者やSNS内のネット友人に情報発信を行っていた。
昨年1月、彼が起業に踏み出したとき、まず最初に行ったのは、ブログやSNSで会社設立を告知することだった。高野社長には、就職氷河時代だった90年代後半から00年代初期に就職した人が、本来の希望する会社を目指す第二新卒市場が、これから大きな盛り上がりをみせることに確信があったからだ。
現在は、以前からのネットを通じた転職希望の友人が相談に来るし、転職した人が他の希望者を紹介してくれるなど、輪は次第に広がっている。
ネット世界で今は、YouTube の活用が広がっているが、ここから新しい起業が生まれることは確実だ。これまで伝達方法が難しかった高齢者向けパソコン教室も、家で安い価格で教えることができるし、ネットショップの開設ノウハウも、YouTubeを活用することで簡単に起業ができる。
現在は、起業のネタがあちらこちらに転がっているのだから、しっかり見つける目を養い続けることだ。
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