起業脳を鍛える上で、忘れてならないのが説得力。5回目の今日は説得力がテーマだ。
商品を売るにしても、サービスを売るにしても、最後の決め手はお客さんへの説得力の優劣が商売に直結する。
説得力というと、まず会話が思い浮かばれる。次いで、文章。起業家がお客さんと接するには、会話か文章ということになるが、最近はデザインによる説得力も注目されている。
これらのコミュニケーション法は、自然に身についているように思われがちだが、やはりそれなりに意識した訓練をしなければ、お客さんに代金を払ってもらってモノを売ることはできない。
また、この説得力は、お客さんばかりではなく、取引先であったり、従業員であったり、仕事にかかわるあらゆる人にも向けられる。
起業というと、どうお金を稼ぐかばかりに視点が集まって、そのための具体的な手法にはあまり目が向けられないが、お金を稼ぐ仕組み作りと同様に、実際にお客さんに接したときの説得力が伴わないと、お店の周りに多くのお客さんを集めておいても、商品とお金との交換までは結びつかない。
ここまで話すと賢い起業家なら気付くと思うが、起業とは人間のあらゆる能力を駆使して、お客さんにモノを売る行為。常に起業脳を鍛え続けなければ、日々刻々の社会環境の変化にはついていけなくなる。
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