本日、8日付けの日経流通新聞では、サービス業総合調査の結果が掲載されている。その中の業種別部門売上高伸び率では、複合カフェが他の業種を圧倒して断トツの伸びを示している。
実績で60%近い伸び率を示し、次年度の見込みも30%近い伸びを示している。これまで複合カフェは、マンガ喫茶とインターネットカフェと喫茶店を足して3で割った性格が強かったが、最近の複合カフェはこれにマッサージやゲルマニウム温浴、岩盤浴など癒しの要素をプラスした施設が増えて、集客を増やしている。
しかも、若者の溜まり場のイメージが強かったマンガ喫茶やインターネットカフェと違って、複合カフェは高齢者までも取り込む懐の深さがある。これからの集客ビジネスでは、高齢者をいかに集めるかによって、優劣がはっきり決まりそうだ。
そのため、複合カフェというと大都会のイメージが強かったが、これからは地方都市に一気に普及しそうな勢いだ。フランチャイズの複合カフェも浸透してきており、ここ2、3年は起業の目玉になりそうだ。
起業家にとって、複合カフェの普及は注目に値しそうだが、初期投資額が大きいのが難点。中心市街地の活用がまだ進んでいない地方都市が、穴場としてクローズアップされている。
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