今から約10年近く前のこと、パソコンが徐々に職場から家庭にも入りだした頃に、見よう見まねでホームページ作りを始めた人たちがいた。今では、HP作成ソフトが幅を利かせているが、その頃はHTMLを駆使してホームページを作る作業は大変な労力が必要だった。
しかもホームページを作ったところで、パソコンを使う絶対数が少ないのでホームページを覗いてくれる人がいないし、そこでお金を稼ぐ手段もなかった。
ただ、そこでホームページを作り続けたり、コンテンツの更新を続けた人たちが、その後ホームページ制作会社になったり、ネットショップとして起業に結びつけ、今では上場企業となっているところも多い。
現在、地域版のSNSがやはりお金にもならないけれど、千代田区、長野市など、現在は数えるほどの都市でスタートしているだけだ。
地域によって行政が資金を出している例もあるようだが、ほとんどは個人ベースの企業が主体になってのスタートである。ここでも、10年前のホームページ同様お金にならないために、起業志願の人たちも積極的には手を挙げない。
mixi などSNSビジネスにしている会社が収入源としているのは、ほとんどが広告収入である。そのため、広告主の少ない地方においてSNSビジネスを始めることは、大変な賭けにでることである。
起業にリスクが伴うのは当然で、SNSビジネスにも同様のリスクが伴う。ただ、広告収入の先に何かしら新たな収入源を見つけることができたら、地域版SNSビジネスも大変な市場になる。あなたは、新たな収入源を見つけられますか?
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