昨日の「転ばぬ先の起業講座」の訪問者は4466人、ページビューは13047と、過去最高を記録した。総務省のよる、近未来通信本社事務所への電気通信事業法に基づく立ち入り検査がインターネット検索を増やしている要因のようである。
実は、近未来の動向に神経質になっている人たちの中に、マルチ商法、ネットワークビジネス、ねずみ講と呼ばれる商売に関係している人たちの問い合わせや意見が、多いことに気付いた。
また、リスクの高い金融商品に投資をしている人たちの関心も高い。彼らは、あれこれ投資先を探しているうちに、一度ならず近未来への投資を考えたことがあるようだ。そのため、人並み以上に近未来の動向には注意を払っていたようで、近未来への投資を思い止まったことに自信を深めていた。
問題はマルチ商法など、違法行為スレスレのところでビジネスをしている人たちである。わたしが長く席を置いたマスコミの世界にいたとき知ったことであるが、世の中には人を騙して金を取ることを長いこと生業としている人たちがいることだ。
彼らは、群れをなして簡単に金になるビジネスを探し回っており、古くはねずみ講の元祖と言われた70年代の「天下一家の会」であり、80年代の「豊田商事事件」、90年代の「経済革命倶楽部事件」など、常に人を騙す事件は起っており、そこで実際に活動してる人間は、同じ人の場合がほとんどらしい。
近未来の石井某もその系列の一人らしい。警察関係者に言わせると、豊田商事事件や経済革命倶楽部事件でノウハウを覚えた連中が、その後のリフォーム詐欺や振り込め詐欺でも黒幕となっていて、この種の事件は後を絶たないことになる。
起業の話しとはかけ離れてしまったが、起業を目指す人には、こんな連中がいつも目を光らせて、近づく機会を伺っていることを忘れないで欲しい。
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