日本経済新聞が、非上場ベンチャー企業約5百社の05年度経常利益の調査結果を発表しているが、前年比で3.2%のマイナスだったようだ。
日経の論評では、製造業における海外企業との競争の激化を上げているが、非上場のベンチャー企業は上場を目指しながら上場できなかった企業の集まりであることを認識しておくべきだ。2000年から続く証券市場への上場ブームに乗って、多くの企業が上場して、残りの企業が未上場であり、最初から業績面では今ひとつの企業ばかりのような気がする。
最もらしいが、まったく意味のない調査の中で、結婚式場とレストランを運営しているプラン・ドゥ・シーが前年比で7.6倍も経常利益を伸ばしているのが目を引く。
最近は、結婚するカップルの立場に立った結婚式場やウエディング・プランナーが大きな利益を上げている。古い仕来りの側で商売してきたホテルの宴会場や旧式の結婚式場であるのに対して、ハウスウエディングとかレストラン形式の結婚式場は大変な人気を呼んでいる。
また、ウエディング・プランナーや2次会の運営会社にも注文が集まっている。多分、結婚する世代の少子化が始まって、結婚に対する考え方も大きく変わっているようだ。しかも、結婚式のトレンドが変わっている中で、新しいアイデアをドンドン受け入れる受け皿が今の若い世代にはある。この流れは、しばらくは変わりそうになさそうだ。
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