政府税制調査会の本間正明会長が一身上の都合で辞任した。
別に、大阪・北新地でホステスだった愛人と国家公務員官舎に住んでいたことを、週刊ポストにすっぱ抜かれたために辞任に追い込まれたことを咎める気はないが、マスコミの注目を集める政府税調会長でありながら、前職の大学院教授の生活も気分も変えられなかったところに原因があるように思う。
実は起業に際しても、起業する前の仕事の時と、起業をしてからの生活や気分を変えることができなくて、失敗する人はとても多い。
歳出は徹底的に減らさなければならないし、収入につながることには、ほとんど何でも挑戦する気持ちが必要になる。
特に、収入の安定しているサラリーマン生活から、起業家へと変わったけれど、お金の遣い方やお客さん向けのサービス精神に徹しきれなくために、不本意なカタチで廃業や倒産するケースはつらい。
本間正明さんも、今になって自分の脇の甘さを後悔していると思うが、起業を目指す人は今日からでも気持ちを切り替えるべきだ。
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