今日は起業からちょっと離れて、アップルコンピュータが売り出す「iPOD」に携帯機能を着けた複合機「iフォン」の話題を取り上げてみたい。
日本では、アップルコンピュータが新規に携帯電話事業に参入するとしてマスコミを賑わしているが、昨日のサンフランシスコの
本社での発表では、新製品の超小型コンピュータに携帯機能も着いているといったニュアンスが強いようだ。
それが証拠に、これまで携帯には欠かせなかったダイヤルボタンが「iフォン」からは消えたことだ。しかも、アドレス帳にいたっては、画面を弾くだけでロールのようにクルクルと廻る仕組みになって、そこからお目当てのアドレスを探し出すようだ。
CEOのスティーブ・ジョブズは、5年先を行く製品と云っているようだが、これはモニターをパネル方式にすることで、5年先の超小型コンピュータと解釈したけれど、どうだろうか。
米国での販売は、携帯大手のシンギュラー・ワイヤレスが今年中に売り出し、アジアは08年の販売となるらしい。現地に行っている人の話では、会場にはソフトバンク・モバイルの孫正義社長の姿があって、日本での売りだしはソフトバンク・モバイルから売られるというのがもっぱら日本人マスコミの噂になっているらしい。
今回は、会場にビートルズの曲が流れ続けていて、英国・アップルレコードとの社名を巡る訴訟合戦も和解に向けて話が進んでいる印象を受けたという。今回から、社名もアップルと変更している。
スティーブ・ジョブズと云うと、起業家中の起業家であり、これまで2度、3度は絶体絶命の危機から立ち直った不死身の男でもある。その昔、ビル・ゲイツに完膚なきまでにのめされた男が、世界の注目を集めている。これぞ、本物の起業家なのだろう。
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