今年は暖冬ということで、スキー場や寒冷が売りものの観光地、鍋物、衣料品など冬型の商売は軒並み根を上げている。
そんな中、先日伺った長野・菅平の旅館では、ノロウイルスの大流行でホテルに入る前の完全消毒による手洗い、入ってからのうがいと並々ならぬ警戒態勢を引いていた。
去年から引き続きノロウイルスの猛威は一向に治まらず、旅館には食べものの持ち込み禁止、熱を出したり咳き込む子どもの来館はお断りして、一歩も入れずにお引きとりを願っているそうだ。
飲食店や旅館、ホテルなどでノロウイルスを発生させたとなると、即刻保健所から営業停止の処分を受け、調理師免許は没収となるなど、旅館側の対応の厳しさも納得ができる。
全国ニュースなどでは、鳥インフルエンザばかりが大きな話題になっているが、鳥取市の学校給食センターで発生したり、長野県岡谷市の病院で発生したり、北海道の飲食店でも多数発生したり、仙台市の飲食店での発生と、今年に入っても猛威は一向に衰えない。
飲食店での起業を考える人にとって、ノロウイルス対策は大きな課題になりそうだ。そして、ライバル店のノロウイルス対策次第では、大きなチャンスでもある。効果的なノロウイルス対策を行うと同時に、お客さんに気持ちよくくつろいでもらう店舗作りは、これからの起業家にとって欠かせない課題だ。
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