起業をするにあたっては、日本人の「価値観の多様化」が進んでいて、昔と比較してとても起業がしやすい環境が生まれていると云われる。
この「価値観の多様化」が、これからの起業のキーワードとなりそうだが、先日「価値観の多様化」を思い知らされる話が日経流通新聞に載っていた。
それは、パーソナルスタイリストと呼ばれる、主に個人の女性を相手にファッション全般のよろず相談に有料で応じるコンサルタントに対して、利用者が急増しているそうだ。
しかも、これまではパーソナルスタイリストを利用する人というと、富裕層の40代から60代の女性に限られていたのに、最近は子育ての忙しい30代以上の働く女性が、自分でゆっくり服を選んでいる時間がないので、パーソナルスタイリストに相談して服やアクセサリーを決めるという、
これまでの働く女性のファッション観が大きく変化しているし、多くの人のファッションに対する価値観も、絶対的なものから、周囲の雰囲気に合わせた相対的なものに変わっている。
つまり「価値観の多様化」が進んでいるのである。すると、コンサルティングで起業する側もこの世の中の変化に合わせて、絶対的なものに対応するコンサルタントから、多様化するものに合わせたコンサルタントが求められることになる。
ここでは、たまたまファッションがターゲットになっているが、これからは住宅でも、車でも、リフォームでも、ライフスタイルでも、趣味でも、あらゆるところにニーズは生まれてきそうだ。
《もしお役に立ちましたら、ワンクリックお願いします》
人気blogランキングへ
《
起業相談も受付けています》