現在のインターネットはWeb2.0の時代と云われ、MySpace やmixi(ミクシィ)、Gree(グリー)などSNSの代表例は上げられるが、その後に続くSNSビジネスとなるとなかなか離陸できないでいるのが現実。
そんな中、写真愛好家を対象に06年3月にサービスをスタートさせた、SNSサイト「フォトプラザ」が約10カ月で会員数6千人、月間ページビューが約60万と気を吐いて注目されている。
社長の鳥居暁さんは32歳、富士通からクラビットを経てSNS運営会社の「ボクシーズ」を起業した。鳥居さんが写真をテーマにSNSを立ち上げるきっかけとなったのは、偶然にプロカメラマンと知り合った時に、写真とSNSとの相性のよさに気付き事業を始めることになった。
それまで鳥居さんは、写真に関してはほとんど素人同然だった。その後は、プロカメラマンからアドバイスを受けながら、撮影のコツや画像処理法などをコンテンツにサイト作りを行い、会員数を増やしていった。
最近は、中高年の女性に一眼レフのカメラ人気が高まっており、サイト利用が無料で、500MBまでの写真を保管してくれるサービスには、熱い支持を受けている。ただ、SNSサービスの収益源というと、現状では広告だけに頼っているところが最大の欠点。
今後は、団塊の世代が大量にリタイアしてカメラを趣味にすることが予想されており、「フォトプラザ」の将来は明るい。
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