日本は05年を境に総人口は減少しているが、反対にロボットとペットの数は増え続けている。特にロボットは、愛知万博やロボットコンテストを契機に、若い人から高齢者まで幅広い人に支持されているようだ。
ソニーのロボット犬「AIBO」や三菱重工の「wakamaru」、テムザックの「ロボリア」など、ロボット界には売れっ子のスターが目白押しだ。ただこの世界は、工業用ロボットと違って市場がまだ形成されていないため、ほとんど統計が取られてなく実際の出荷台数は分からないが、数万から数十万円の製品が飛ぶように売れていることは確かだ。
ところが、これら売られたロボットのメンテナンスや修理となると、これまではメーカー任せでひどく時間が掛かっていたらしい。わたしも平成17年11月15日に「
大化けするか、ロボットメンテナンス市場」という形で、起業のチャンスと書いたが、昨年大阪に世界初のロボット専門病院が誕生していた。
そこは「
アイザワロボクリニック」である。自前でもロボット玩具「PLEN」を販売していて、元来は鉄道車両や飛行機用の精密部品メーカー「システクアカザワ」が母体となった設立したらしい。そして当然のように、全国から多数の注文が殺到して、当初の3人の専門家のほかに、5人のアルバイトを増員して注文に対処しているらしい。
ロボットのメンテナンスや修理は、これからの起業に向いた仕事である。これはロボットメーカーにとっても、各地に修理してくれるロボクリニックがあることで、販売後のアフターサービスを楽になる事情があり有望なビジネスだ。
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