今年の夏に一番感じたのは、話をした5,60代の中小企業経営者に元気がないことだ。
多分にこの夏の暑さは、後々の記憶に残る暑さだったせいで、気力が萎えていたと云うことも大きく影響していると思われる。
また、数年前までの貸し渋り騒ぎで、企業の存続が危ぶまれる危機的状況を大方の企業が脱して、今は気が緩んでいる状態なのかも知れない。
大枚を払うことが極端に嫌いなタイプの不動産屋さんが、この夏は沖縄に4泊5日の家族旅行をしたため、災害の発生を心配する人がでる始末である(笑)
ただ、元気がない一番の原因は、小泉首相の政治手法にみられるように、従来のスタイルがドンドン追い詰められていて、否応なしに時代の変り目を意識せざるを得ないところにあるようだ。
逆に云うと、新しいスタイルのビジネスにとっては出番を待たれている状態。じっくりと起業の目を開いて見渡すことだ。