起業を行って、まず最初に突き当たる大きな壁が、来店客をいかに増やすか集客法の確立だ。どのような商売においても、開店して3カ月くらいまではまずお客さんは思うように来てくれない。
新規店舗が手探りでお客さん集めをしているように、お客さんの側でもお店の品定めを暗黙のうちに行っているのだ。実店舗の場合、看板をつけたり、呼び込みをしたり、ネットでの広告を打ったり、新聞チラシを配ったり、色々手を打つがなかなか来店してくれるものではない。
そんなときに、わたしは古くから行われているテッシュ配りをクライアントに提案する。チラシやネット広告、呼び込みと比較して、テッシュ配りには他にはない確実性がある。
これまで、わたしの経験や同業の人の話しを総合して、テッシュを配ることによって実際に来店してくれる確率は、1~3%の割合。しかも、テッシュに書かれている広告をちゃんと見てもらえる確率は、10%近くになるようだ。
しかも、配って受け取ってもらえるのはテッシュが一番で、チラシなどの倍は捌けるところがありがたい。以前は、テッシュ配りの宣伝効果をバカにしていた企業もテッシュを配りはじめ、JRのスイカ、NTTの光通信、吉野家は米国でADPACKの名称でテッシュ配りを行っている。
もう一つ、テッシュ配りでありがたいのが広告費用が安いこと。1千個配るとして1個当たりの単価は10円。1万個だと5円が単価になる。1万個を配ったとすると、掛かる費用が5万円、約1千人の人が広告でお店を知ってもらえて、実際に2、30人のお客さんが来店してくれる計算になる。
このほかに、配る人のアルバイト料が上乗せされるが、起業経験のある人ならとても効率的な広告宣伝であることを認識してもらえると思う。思いのほか、テッシュ配りは、侮れない宣伝法なのだ。
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