昨日は、統一地方選挙の後半で、区市町村議会の議員選挙が行われましたが、議会議員に当選するための競争率って調べてみると、相当開きがありますね。
東京を例に取りますと、港区が1.5倍、豊島区が1.5倍、杉並区が1.44倍などが競争率の高い区。一方、同じ東京でも、武蔵村山市は定員20人に対して候補者が20人で、無投票になったのをはじめ、清瀬市や東大和市などは定員22人に対して候補者23人の1.05倍とほとんど無競争に近かった。
この競争率の開きの背景にあるのは、やはり街の活気や購買力、お金の流れの速さなどだと思います。つまり、景気のよい街と悪い街の違いです。
そこで、小売り商売や飲食店、サービス業など、店舗を構えてお客さんの来店を待つ商売などをする場合、この街の景気のよさがとても重要になります。
時々、商売のための店舗探しのサポートをしていると、街のはずれの競合店のない場所に初めての出店している起業家の人を見かけます。そのような場所は、競争相手はいないし、家賃は安いし、店は広いし、文句のつけようがない場所なんですが、唯一の欠点はお客さんがさっぱり来てくれないことですw
この辺は素人の哀しさで、周りにライバルがいないと、お客さんは全員ただ一軒の店に来てくれそうな気がしますが、実際のお客さんの流れは、同じような商品やサービスを扱っている商店の集積に集まるものです。
これから出店を考えている人は、今回の地方選挙を参考にして、立候補者の多い地域を重点的に見て廻る手をありそうだ。
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