最近、社会起業家と言う言葉をよくマスコミに登場すると思いますが、5月がフェアトレードの特別月間と言うことと関係があると思います。
フェアトレードとは、弱い立場の途上国の産物を正規の価格で買う運動です。消費者の賢明な購買活動によって、途上国の発展に寄与しようとするもので、わが国では1970年代から始まっていて、価格は世界市場の相場、取引は1年間の長期の取引、支払い代金は前払いの3つを条件として、フェアトレードによる商品であることを証明するラベルも発行している。
ネットビジネスにおいて途上国の商品は、手作りの品質のよい商品が多く人気になっている。ただ、仲介する起業家の中には、少しでも利益を上げようと生産者から買い叩いて入手している人もいて、フェアトレードとはおおよそかけ離れた取引もある。
起業の観点から見たとき、生産者の足元をみて目一杯安く買い叩く仕入と、生産者の側の利益も考慮した上での仕入では、どちらが長期の取引が可能かと問われたら、おのずから答えの出る話しである。
特に最近は、ブローバル化が進んでいて、途上国の生産者を思いのままに使おうとしても、とても出来る相談ではない。途上国で作られる商品には、その国の情報が詰まっているからだ。
途上国の産物でビジネスを考えている人には、フェアトレードを今一度考えてもらって、息の長いビジネスをしてもらいたい。起業とはゴーイングコンサーン、継続することなのだから。
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