8日付け日本経済新聞東京版の記事の中に、国民生活金融公庫東京支店のまとめで06年度の「新創業融資制度 都内利用2割増」の見出しが出ています。景気の拡大に伴い、エステティックやネイルサロンなど、比較的小規模な店舗の開業のために、この融資制度を利用する人が多いようです。
新創業融資制度は01年7月からスタートしており、金利は返済期間10年程度の場合で現在は3.9%と手ごろなうえ、無担保無保証人で貸付限度額も1千万円に増額されていて、起業家の人気が高く、06年は過去最高の融資額、融資件数を記録したようです。
しかも、この新創業融資制度の取扱期間が08年3月31日までと期限が迫っているため、今年度からは貸付希望者はますます増えると予想されます。団塊世代の60歳定年退職が今年4月1日からいよいよ始まったことも、この融資制度の人気に滑車を掛けるような気がしてます。
最近の調査では、起業する人の世代分けで50代の定年世代が3割近くを占めています。団塊世代には、起業に対する根強い人気があります。もし、この新創業融資制度を利用して開業資金を借りようと思っている人は、早め早めの対応をするとよいと思います。
団塊世代がこの制度の利用を考えただしたら、あっという間に融資額は予算を達成してしまいます。そのくらいこの世代は人が多いし、起業に積極的です。
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