22日に公表された18年度水産白書によると、日本人の食生活での魚離れはかってない勢いで進んでいるようです。
その理由を要約すると、① 主婦の方にとっては、料理が難しいようです ② 肉類と比べて魚には割高感もあるようです ③ 子どもにはその食べずらさから、魚嫌いの子が多いようです
そして、これまでの若者の魚離れだけでなく、今回の調査では30歳から49歳の人たちにも、魚介類より肉類を多く食べる逆転現象が起こったようです。
欧米やアジアの各国においても、健康志向の高まりによって魚の消費量が増加しているなかで、これまで世界で最も魚消費の多かった日本が、魚から肉に食の重点が移動したのは興味深い現象だと思います。
これから飲食業で起業を考えている人にとって、食材の重点を魚に置くのか、肉にするのか悩ましい課題だと思います。統計によって肉を食べる人が増えたと云っても、100%対ゼロといった極端な変化ではなく、48%対52%といった程度の逆転ですから、あまり極端に考えることはないと思います。
しかし、普段食べなれている食の変化は大きな意味がありますから、肉類を扱うとなると低価格品が主流になるでしょうし、魚類だと高級食材の店といったイメージを売りものにしないと、お客さんのデリケートなニーズに応えることは出来ないように思います。
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