農水大臣が、政治資金の不正流用と官製談合企業からの政治献金で追い詰められて自殺しましたが、このような人を大臣にするわが国の政治体制は限りなく軽くなっています。
同様に経済も軽くなっていて、1ドル=121円、1ユーロに至っては163円と記録的な対ユーロ安になっています。この経済の軽さを現す出来事が北海道で起こりました。
北海道の旅行客に
人気のタラバガニが、最近は1k9千円台にもなってしまって、ほとんど売れない事態になっています。
地元の関係者は、北海道のタラバガニの9割以上を頼るロシアの漁場管理が厳しくなって、輸出を減らしていることをが原因としていますが、現在の為替相場を考えると、ロシアの生産者は日本に輸出するより、中国や韓国へ輸出した方が貨幣価値が高いので、実入りがいいのです。
この方法は、日本の商社も行っていて、サケやマグロなど国際的に人気の商材を、産地から日本を通さないで、中国、EU、アメリカ、韓国に直接輸出してます。円安とは、そういうことのようです。
大手の輸出メーカーは、史上最高益を謳歌してますが、これも円安がなせる業。他方で、輸入会社は円安で輸入価格の上昇に泣いています。
最近は、ニューヨークでラーメン店の営業を計画する博多一風堂や、アジアでの展開を早める100円ショップ各社など、海外への進出が急です。円安によって、その速度はますます早まりそうです。
これから、起業する人も、海外進出も視野に入れた起業を考えないと、これからの円安時代を乗り切るのは難しそうです。
《ありがとうございます ランキングも上がり続けておりましたが、本日に遂に一昨日の54位から57位にダウンしました。今日もよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
《
起業相談も受付けています》