従業員と起業家の大きな違いは、モノゴトを考え抜く力があるなしと昨日書きました。何故、考え抜くかと云うと、それは意思決定をするためであり、何故意思決定をするかと云うと、成果を上げるためです。
そこで、意思決定にとって重要な3切りですが、最初は「踏み切り」です。起業をして商売を続けていける見切りがついたときに、思い切って挑戦するのが「踏み切り」です。
二つ目は、「割り切り」です。起業しても、純粋に利益が上がるまでには時間がかかります。周辺からは、黒字化するのが難しいなら止めたらと云った声も聞こえてきます。そんなとき、商売の将来性が見込めるならば、多少の損失には目をつぶって「割り切る」覚悟は必要です。
三つ目は、「思い切り」です。当初の事業計画とは環境の変化が激しくて、事業の黒字化が見込めそうにないとき、直ちに断念するのが「思い切り」です。赤字を垂れ流すより、一度店をたたんで環境の変化をよく見て、再度商売の継続が見込めそうになったときには、改めに「踏み切る」ことです。
このように書くと、交通標語のようで簡単に聞こえますが、実際にその現場で判断をするときは、それこそ息をするのもツライくらい緊張します。また、頭のなかでは、難しい経営理論よりも、この交通標語のようなシンプルな言葉しか思い浮かびません。
スポーツの試合では、難しいプレーよりも、単調な体が覚えている反復練習の結果しか試合では出ないのと同じで、商売の現場でも日頃から頭で反復する「3切り」のような言葉を大切にしてください。
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