24日には、07年上半期の外食産業の動向が発表になりました。
外食産業は長いこと売上げの低迷が続いていましたが、99年以降では初めて上期に前年同月比でプラスになりました。景気がよくなって、やっと国民の収入が増えて、外食回数を増やす余裕が生まれてきているようです。
特筆すべきは、居酒屋の売行きが、前年に比較して7.8Pも増加したことです。飲酒運転取締り強化や若者のアルコール離れなど、居酒屋を巡る環境は悪化の一途をたどっていました。
今年の上期では、客単価は下がっているものの、お客さんの来店が増えたことによって、売上げを伸ばしています。また、画一的な店舗作りから、お客さんの層の違いに対応した店舗作りや運営を行ったことにより、新規のお客さんが居酒屋に足を運ぶことも増えたようです。
居酒屋での起業を希望する人は増え続けていますが、実際に軌道に乗せるまでには大変な苦労があるようです。特に大都市圏では、地価の上昇によって店舗の賃貸料が上っていること、アルバイトの店員がなかなか集まらないこと。それに加えて、最近は食べものの材料費も値上がりが続いて経営を圧迫しています。
それでも、お客さんが次第に戻ってくると、居酒屋での起業の将来に明かりを見出せるようになります。皆さんも、居酒屋に行ったときは、飲むことばかりに気を取られないで、お客さんの来客数にも気をつけてみてください。
《今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
《
起業相談も受付けています》
起業に興味のある人にぜひ、起業の目をお勧めください