わが国ではコンサルティングと云うと、対企業向けの需要がほとんどで、個人向けは長いこと根付かないと言われてきました。ハードにはお金は払うが、ソフトはハードにタダで付いてくるものとか、サービスとはタダの代名詞といった感覚が横行してました。
ただ、紆余曲折はありますが、次第に個人向けコンサルティングが社会に根付いているようです。何といっても、バブル崩壊以後、株式や不動産で個人資産の何割も失った資産家の人たちが、ファイナンシャルプランナーの人たちの助言を聞き入れて、資産の運用をするようになったことが大きいと思います。
そして最近は、戸建住宅の建築を行う人やマンションの購入をする人たちが、建築の初期段階からコンサルティングに依頼して設計診断をしてもらったり、事前検査に立ち会ってもらうことが徐々に常識化してきています。
「
アネストブレーントラスト」と言う会社は、この住宅コンサルティングのフロントランナーで、03年に設立して以降、4年間で34都府県に営業エリアに広げています。多分に、05年11月に発生して耐震設計偽装事件や、阪神淡路大震災以降引き続き起る大地震などが追い風になっていると思われます。
これまで住宅関連では、既存住宅の耐震向けのコンサルティングがほとんどでしたが、新たに住宅建築でのコンサルティングの需要が広がると、この世界の起業チャンスは大きく広がります。特に、定年退職以降の仕事を考えている団塊の世代の人で、住宅建築の仕事をしてきた人には面白い展開になりそうです。
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