団塊世代の大量定年退職によって、中年市場でこれまで以上に消費が増えると期待されていますが、実際には旅行にしても、住宅リフォームにしても、目に見えるカタチでの市場の拡大はまだ起こっていないようです。
わたし自身が団塊の世代ですが、同世代の集まりで最近の関心事を聞いたところ、ギターを基本から学びたいとか、バイクを再び乗り回してみたいとか、退職を前に夢は膨らんでいます。
ただ、中年市場の現状となると、ギター売り場や、バイク売り場などで、中年を意識した販売が行われていますが、その後のソフトのサービスとなるとほとんど整備されていないようです。
最近、よく話題になるギターを例にしますと、楽器屋さんには40年前のギターモデルの復刻版などギターの種類は多く並んでいますが、買ったギターでレッスンする教室を探すとなると大変なようです。有名なYの付く音楽教室のギターコースに入ったはいいけど、子どもや若者と一緒のコースで、技術的に吸収力の旺盛な連中とのレッスンは難しいようです。
そのような話を聞くと、これから余暇にギターをしようと計画していた人が二の足を踏むことになって、意外に消費が伸びないと云った現実になっているようです。
考え方を変えると、中高年市場向けの起業は、まだまだスタート台にも乗っていないようです。特に、ソフト面でのサービス提供においては、工夫次第で市場は広がりそうです。関心のある人は、一度マーケティング調査をしてみてはいかがでしょうか。
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