グッドウィル、フルキャストの人材派遣大手2社の経営が、急速悪化してます。コムスンを分離するときは、ドイツ銀から多額の融資を引き出して、経営にはほとんど影響がないと胸を張った折口雅博会長でしたが、現実は株価が大幅に下がって時価総額が大きく目減りしたために、ドイツ銀の融資の条件が相当厳しくなっているようです。
フルキャストも現在は業務停止命令中で、今年の初めには33万円していた株価が今は7万円台まで下がってしまって、高い株価を追い風に時価総額に依存した経営は、急速に悪化しています。
しかも、悪質な経営方針だけなくこの両社に共通しているのが、この事態に及んで株主向けにも従業員向けにも、折口会長も平野岳史会長もまったく顔を出して発言をしていないことです。これまで、マスコミ向けや株主説明会ではよく発言をしてきたお二人が、事件以後まったく公に出てこなくなりました。
このままでは、従業員を使い捨てにしてきたお二人が、株主にも従業員にも見捨てられる可能性があります。はっきり云って人材派遣会社の経営者は、この程度の人間が経営をしてます。
ですから、派遣先の会社の人間は、派遣されてきた親しい人には、派遣で独立を勧めるのです。それを真に受けて、起業相談に来る派遣社員は大勢います。でも、これはある種の罠です。単純労働の人材派遣の世界では、これまでの同じことが繰り返えされてきました。
折口会長も平野会長も、同じ道を歩んできた人です。そして、現在の人材派遣は、雇用に関する法律改正であっというまに姿を消すようなリスクの大きいビジネスです。起業を目指す人は、人材派遣を過大評価しないほうがよいと思います。
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