起業して直ぐに決めなければいけないのが、商号、社名です。起業前から決めている人もいますが、大半の人は忙しいなかで決断しなければなりません。
ネット社会の現代では社名は1種のキーワードですから、他にはない社名だとネット上でお客さんが検索しやすくなります。ただ、他にないとは云えあまり難し社名だと、今度は人に覚えてもらえません。
そんななか、社名が原因で倒産する会社が現れました。「中国食品工業」という社名の会社です。わたしはてっきり中華人民共和国の会社かと思っていましたが、これが岡山市に本社をおくわが国の中国地方の会社で、「うまいか」などの海産珍味を製造していました。
昭和23年の創業で、59年の社歴を誇る会社でしたが、昨今の中国品の悪評をもろに浴びて約9億円の負債を抱えての倒産でした。数年前から続く中国製品に対する世界の風当たりを考えると、経営のリスク管理上は早めの社名変更をしなければならなかったのしょうが、結局手遅れで倒産の憂き目をみることになったようです。
考えてみると、中国の会社は国営企業を除くと、社名に中華や中国、チャイナをほとんど付けていません。多分、自国ながら危ないイメージがあるのかも知れませんw
社名を考えるときは、よく社会情勢や発音の音や韻も考えて名付けてください。
《今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
《
起業相談も受付けています》
起業に興味のある人にぜひ、起業の目をお勧めください