「びっくりラーメン」が民事再生法を申請したことで、180円ラーメンを編み出した加藤博一社長の話を書きます。
確か、今年77歳になる加藤さんは、人生を起業のために生きてきたような人です。最初の起業は、22歳の時にはじめた駄菓子屋と言ってます。加藤さんは、学生時代から司法試験を狙っていまして、大学を卒業してからも店番をしながら勉強のできる商売ということで駄菓子屋をはじめたそうです。
集まりで聞いた話では、司法試験に落ち続けて、その後はうどん屋、弁当屋、いか焼き屋、焼きそば屋、何故か鮎の養殖など、自分でも思い出せないほど起業をしたと云ってました。関西弁の紳士然としたハゲ頭のおじいさんで、資金がないために高利貸しのお金をあてにしての起業で、これまではほとんど利益らしい利益は出せないできたようです。
それが、10年前に始めた「びっくりラーメン」で一挙に逆転です。多分、日本一安いラーメンによって、売上げ58億円、全国に約200店のフランチャイズチェーンを築いたのです。昨年は、中国への出店も実現して、起業家としても全国的に知られた名前になったのに民事再生法の申請です。
ただ、事業はそのまま吉野家が買い取ってくれるということで、加藤さんも資産をすべてなくするということはなさそうです。これからもう一花は年齢的に難しいようですが、意外とまたびっくりするような起業をするかも知れません。
起業家に年齢は関係ありません。わたしは、期待してます。
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