最近はメタボリック症候群が広く知られるようになって、40歳を過ぎるころから健康に対しては誰もが神経質になっています。この健康志向の流れを呼び込んでいるのが、ビルの一室に作られているサーキットトレーニングジムです。
現在、サーキットトレーニングジムは全国に約1千店設立されています。マシンやスタジオ、プールなどの大型施設を揃えているフィットネスクラブとはすみ分けがされていて、サーキットトレーニングは女性専用でシャワー設備などもなく、筋トレマシーンと有酸素トレーニングを30~40分かけて運動するシステムになっています。
現在は大都市圏のビルの一室がジムとなっています。この約1千店あるジムが、これから5年程度の間に約4千店くらいまで拡大すると予想されています。それには根拠がありまして、来年4月からスタートする「特定検診・特定保険指導」によって、国から企業の健康保険組合に対して、40~74歳の加入者の健康診断と保健指導が義務づけられているからです。
メタボ本人とその予備軍を今後5年間で10%減らすことを目標に、未達成なら健保組合に対して罰則もある法律が施行されます。フィットネスクラブがこれらの人を受け入れようにも、既存の施設の容量は決っていますし、新たな建設を行うには土地の収用など時間がかかりすぎます。
そこで、サーキットトレーニングジムに多くのお客さんが集まるのではないかと、期待する起業家が増えています。このようなジムの開設は、ほとんどがフランチャイズ制を採用していまして、ビルの賃料も含めて東京の住宅地に近い駅の周辺で1千万円程度の投資で開業が可能です。
今は導入の初期段階で、サーキットトレーニングジムの開設が広がりはじめて2年くらいの時期です。これから早く設立した起業家たちが、2件目のジム開設に向かいますと急速に広がると予想されます。小さな投資による起業では、最近では目玉になりそうなのがサーキットトレーニングジムです。
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