このブログは起業の目ですから、どうしても起業チャンスにばかり目が向いてしまいます。これからは、インフレ対応型の起業はよいだろうが、コンビニ、安売り、人材派遣など不況型の起業には将来がないと云った話です。
ただ、これらは起業の表側の話でして、一方には裏側の話もあります。それは、仕事のスキルです。いくら開業資金に余裕があるとはいえ、起業のスタート時には起業家自身が資料を作ったり、お客さんの対応をしたり、ホームページを自分で立ち上げるなどはよくある話です。
この仕事のルーチンワークやスキルと云った類の仕事が、まるでダメなタイプの人が起業をすると悲劇です。仕事がまるで前へ進んでいかないのです。頭の中では、色々起業のアイデアが生まれるのですが、それをカタチにする術がありません。
こんなことから、起業に失敗する人も決して少ないないと思います。当然外部に委託することも可能でしょうが、自分が仕事をしてみて委託する仕事と、丸投げで委託する仕事では、価格も仕事の中身もまるで違ってきます。
予断になりますが、サラリーマンで転職して成功するタイプと失敗するタイプの決定的な違いは、実務とかルーチンワークとか云われる、どこの会社でも行われている標準化した仕事が出来るかどうかが、決定的な要因のようです。
独創的なアイデアやクリエーティブな仕事の手法などは、会社の風土が違っていると上手く生かされるかどうかはまったく分からないようです。
そこで、起業を目指している人も、起業の表側ばかりに注目してないで、日頃のルーチンワークやスキルを身に付けるために努力を怠らないことです。これなら、起業する前の来週の週明けからでも直ぐできることですから。
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