一昨日から、この夏面談で起業相談に乗った人の話を書いています。7人の人に会って、内2人の方が実際に起業に向けて年内には踏み出す予定です。
実際に、起業に踏み出す人と思い止まった人の違いをあれこれ考えてみました。最終的なわたしの結論は、覚悟を決めた人と覚悟が出来なかった人の違いだと思いました。
物品販売を実店舗とインターネット上と双方で行う起業を考えていた人の発言に、「ネットで販売を行う場合は、自分の実名をサイト上に載せるのですか?」と言った言葉が耳に残りました。最初は、秋から実店舗の物件探しに動きたいと話していたのですが、結局はもう少し機が熟するのを待つことになりました。
わたし自身も経験があるのですが、サイト上に記録された名前はいつまでもネットに残ります。名前が知られることの気恥ずかしさや、人に見られたらなど考えると、現役のサラリーマンなら尻込みします。
多分に、ある種の覚悟が出来なければ、自分の名前をブランドと考えて公表することに躊躇する人は多いと思います。
そして、起業に踏み切った人と思い止まった人の違いは、この覚悟の出来た人と出来なかった人の違いだと思いました。特に、40代、50代の世間的な地位が出来た人には、この覚悟が大きな障壁になるようです。
ただ、別に慌てることはないと思います。起業の準備を進めるなかで、徐々に覚悟を固めていくとよいのであって、慌てて覚悟をして起業に失敗するよりは、徐々でよくて最後まで覚悟が出来ないこともありだと思います。
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