本日発売の週刊東洋経済には、「インド人と中国人」の特集が組まれています。この中に、「起業家27万人が集った”ウィン in チャイナ”現象」が4ページに渡って掲載されています。
内容を掻い摘んで紹介しますと、”ウィン in チャイナ”は起業コンテスト番組です。第1回の06年には12万人が応募、第2回の07年も15万人が応募して優勝者には1千万元(約1億5600万円)、準優勝者は700万元(約1億900万円)、3~5位でも500万元(約7800万円)と巨額の賞金が与えられます。
第1回と第2回を合わせて、総額10億円の賞金が上位の入賞者には渡されましたが、このスポンサーは内外3つの投資ファンドが資金を用意したようです。審査委員も、聯想集団(レノボ)の創業者、海爾集団(ハイアール)の創業者、eコマース大手アリババの創業者など、現代中国の代表的企業の創業者がずらりと並んでいます。
第1回の場合、12万人の応募の中から書類選考で3000人に絞り込まれ、ここから書類と面接で36人が選ばれました。ここからが準決勝戦で、資本金を受け取れる5人を選びます。テレビでは、ここから全国に生放送されました。
日本で人気をよんだ「マレーの虎」のパクり番組と言う人もいますが、日本と中国の経済の勢いがそのまま番組に反映されたようで、多分優勝者への投資金額が日本は2桁少ないようです。そして、優勝者の起業の内容ですが、それは明日また話します。
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