中国で昨年から行われている起業家コンテスト、「ウィン in チャイナ」の今年第2回の優勝者ですが、37歳の李書文さん。李さんのビジネスモデルは、オフィス用家具の設計・開発拠点を作り、中国の代表的なオフィス家具ブランドに育てることです。
実は、李さんが現在既にオフィス家具の販売チェーン会社の社長をしていて、年商1億元(約15億6千万円)従業員400人の会社を経営しています。その上で起業家コンテストに応募して、その資金を元に年商を10億元、子会社の上場を目指すといいます。
第2位には、学校食堂の運営事業、3位は新しい型の葬儀サービス、4位は陶器製の生活用品の生産販売、5位は家庭用浄水器の製造販売となっています。
まず驚いたのは、起業家の皆さんが大学教員、新聞記者、会社社長などの経歴を得ながら、思い切って捨てて起業家へと方向転換をおこなっていることです。わが国においては、このような方向転換は考えられませんが、中国では当たり前のように職業を換えてしまいます。
この背景には、起業を他の仕事と同列には置いていない点があります。「起業的な生き方」とでもいいましょうか、起業して会社を作ることはその人の生き方の問題でありまして、仕事をして賃金収入を得ることとはまるっきり違った認識があるようです。
今年の入賞者も日常的にどこにでもあるビジネスばかりで、よく起業コンテストで注目される画期的な発明や他にはないアイデアなどは、ほとんど取り上げられていません。
ここでも、起業コンテストでは起業アイデアの画期性よりも、応募した起業家の人間性は信頼感が高く評価されているようです。
《現在、起業ランク53位から63位へ下降でした。
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