三重の「赤福」、北海道の「白い恋人」と、土産物の単品では全国1位、2位だった食品が、期限切れ商品を売っていたとして枕を並べて営業停止に追い込まれました。気になっていたことで日経MJ発表の3位以下を調べますと、辛子明太子の福さ屋(福岡)、辛い明太子のやまや(福岡)、マルセイバターサンド(北海道)の順になるようです。
多分、このような期限切れ食品の販売は、全国各地で行われていて、そこで働いている人にとっては、他人事とは思えなかったことではないでしょうか。不二家のケーキから始まった、今回の期限切れ商品の再利用問題は、とても根の深い問題で、秋田・地内鶏だけではなく、これからも各地で火の手は上がると思われます。
少し大袈裟かも知れませんが、わたしはこれが時代の変り目のような気がしてなりません。以前から現在の日本は、明治維新、太平洋戦争終戦と並ぶ価値感の急激な変化の時代とされてきましたが、この期限切れ商品の再利用の裏側に、変化の実際が潜んでいるような気がしてきます。
新たな法治社会に生まれ変わろうとしているわが国において、期限切れ商品を売ってまでも利益を上げようとする経営者は、追放されるべきです。「白い恋人」も、「赤福」も、既に時代の役割は終えているのかも知れません。
代わって、新たな商品や起業家の登場が求められいる気がします。期限切れの商品をモッタイナイと思うなら、その商品を利用して人が口にしない新たな用途を考えて、再利用するべきです。
これから各地で、このような問題が起こり、起業チャンスは食品に限らず、あらゆる商品に起るのではないでしょうか?これまで、こき使われてきた人間にとっては、下克上のチャンスです。
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