世界一のお金持ち ビル・ゲイツは、マイクロ・ソフトの創業者として有名だが、一方で、世界の有名絵画や写真などのデジタル化権を買い集めて版権ビジネスを展開している米国 コルビスの創業者でもあります。
インターネット社会の到来により、写真版権のニーズが飛躍的に高まることをかなり昔から予測していたようです。スポーツイベントでの写真販売を行っているS さんの場合は、ビル・ゲーツのような高い精度の事業化予測からではありませんでした。
彼は、通信会社を辞めてネット広告会社に勤めていた時代に、友達を通じて米国にスポーツイベントの写真販売を行っているビジネスモデルを知って、日本において同様のビジネスの設立を思い経ちました。2002年、28歳のときです。
ビジネスの仕組みは、Sさんがネット上にスポーツイベントでの写真公開のサイトを立ち上げ、イベントごとのカメラマンを募集すると同時に、写真撮影を希望するイベント主催者を募集します。
最初は、手弁当でイベントに赴いて写真撮影をして、実績作りを行ってきました。多分、このビジネスの原型は、幼稚園の運動会のあとで園側が父兄向けに売り出す記念写真と同じシステムだと思います。舞台がネットになって、売り出す写真の量も大変な量になったものと考えると分かりやすいかもしれません。
写真は、2L版で、1枚525円から1575円が標準価格ですが、商売としては年商8億円以上になるそうですから、けっこうな事業です。特に、2月に行われた東京マラソンのようなイベントがあると、売上げは飛躍的に膨らみます。
現在は、大学や幼稚園でのイベントとも提携して市場拡大に努めているようで、おなじみ米国からの直輸入ビジネスがまだまだ健在のようです。
《現在、起業ランク59位から56位へ上昇中です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ