NOVAの民事再生法申請で、英会話ビジネスは市場にポッカリ穴があいた感があります。駅前留学は縮小を余儀なくされそうですが、その代わりにシェアを広げそうなのがM さんが経営するインターネットを利用しての英会話教室です。
M さんが考えたのは、インターネットのサービスセンターを国内ではなくフィリピンのセブ島において、日本とセブとをネットで結んでの英会話の授業を行います。
セブ島は英語圏ですし、現在は韓国から英語取得留学生が多く滞在しており、英会話レッスンの講師には不自由しません。講師の人件費が安いことで1回30分で月に8回のコースで、授業料が6800円からと言う低料金を実現しています。ちなみに、大手の英会話教室では1回1時間で4000、5000円が相場です。
しかも通信システムには、インターネット上で無料通話ができるスカイプを利用することで、ほとんど通信費が掛からない仕組みになっています。
M さんが根っからの起業家で、学校を卒業して直ぐサプリメントのWebプロモーションや携帯電話マーケティングの会社を興したり、05年からは化粧品通信販売の上場会社の社長をしたり、慌しく事業を行っている人です。
インターネットによる英会話教室も、数年前から米国でネット家庭教師としてインドの教師を使ったビジネスが有名になりましたが、同様のシステムの使って家庭教師と英会話とを代えただけのビジネスです。06年からスタートしたばかりのビジネスですが、高い注目を集めていることは確かです。
06年1月31日に前の会社を辞めて、6月20日にはこのビジネスをスタートさせているのですから、そのスピードは半端ではありません。やはり、起業はアイデアより、実務スピードで決るようです。
《現在、起業ランク62位から64位へ下降中です。
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