10月30日付け読売新聞栃木県版に面白い記事が載っています。リンクを貼っても、一日で消してしまう記事ですので、その要旨をコピーして貼ります。
「経営に失敗する人は、自己実現意欲が成功者よりも高い――。宇都宮大大学院の研究チームが、企業経営に関する分析調査の結果、こんな傾向を導き出した」
「調査は、情報を解析して規則性を導き出す「データマイニング」の手法を活用。県内の優良企業7社と倒産企業6社の経営者の略歴や過去のインタビュー記事、業績推移などの資料を基に、1企業あたり、30人の学生が「心理的資質」「能力」「マネジメント」「社会的ヒストリー」の4領域計18項目を4段階で評価し、その平均値で経営者同士を比較した」
「違いが鮮明に現れたのは「心理的資質」の中の「自己実現意欲」の項目だった。ほかの「リーダーシップ」「コミュニケーション能力」などの5項目では優良企業側の評価が上回ったが、「自己実現意欲」だけは倒産企業側が上だった」
起業をするにあたっては、人より思い上がりがあるのは当然です。何かしらの思いあがりがあるからこそ、起業をしようという気持ちになりと思います。ただ、思いあがりのままで事業を続けて、自己実現ばかりを考えている人が失敗に結びつくのでしょうか。
自己実現と云う言葉をわたしが知ったのは、米国の心理学者 アブラハム・マズローの「欲求段階説」がはじめてでした。「自分の能力を発揮することで、創造的活動や自己の成長を図り、長年の夢を実現したいと思う欲求」です。
自己実現意欲とは何なのか、もう少し考えてみようと思います。
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